2020.3.6 ザ少年倶楽部
いつもならば、この番組では強みであるシンクロダンスをゴリッゴリに踊っているTravis Japanが、少し異なる雰囲気でNHKホールに佇んでいました。真っ白な7人全員、全く同じ型の美しい衣装に身を包み披露された楽曲が2019年11月に上演されたTravis Japan主演舞台『虎者-NINJAPAN-』のために制作された『Together Now』。その歌詞がもう素敵すぎて、何度も読み返しては感動している毎日です。
この曲がTravis Japanの所に来てくれた事が嬉しくて。Travis Japanにピッタリ過ぎて。毎日このことばっかり考えすぎていて、もう頭の中がパンパンなので、ここに書き起こしてみることにしました。お付き合い頂けたら、嬉しいです!
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今回、私の中での解釈を勝手に共有させていただきます。思っていたのと違うなって、思う場合はごめんなさい。その場合はこのブログの事は忘れてやってくださいね。それでは、始めて行きたいと思います。
『Together Now』
Travis Japan
いま幕が降りて
普通、こんな寂しい始まり方ある…?目を閉じて自分が『虎者-NINJAPAN-』を思いっきり楽しんだ後であることを想像してみて欲しい。数時間みんなで幸せな時間を過ごし、少し息をついて、しっとりとした前奏が流れて、冒頭でこの歌詞ってとても切なくて、儚くない?
「あ…もう終わっちゃうんだ。もうすぐお別れなんだ、あんなに楽しかったのに…。」
そんな切なさ、寂しさがグッと心に溢れてしまう歌い始め。そして同時に、舞台で生まれ、舞台で育ち、憧れの主演舞台を掴み取ったTravis Japanらしい歌い始め。この切なさが何とも言えないくらい大好きで、毎回泣きそうになる。
今日が終わる No
幕が降りる=今日が終わる
はあ、出ました。ステージの申し子Travis Japanで〜〜〜〜す!!!!やっぱりトラジャはステージの上で生きてるんだなと強く実感するし、この時点でTravis Japanにしか歌えない曲になってて、もう本当にありがとうございます。
しかも、この最後の『No』素晴らしくないですか?!歌っている本人が『No』と言っているということは、終わることが寂しいのは私達観客だけではないということなんだと思うのよ!!!!!だから、決して突き放しているのではなく『もう終わっちゃうよ、寂しいね』って、そんな心の内を共有してるようなそんな最初の一行だと思う!!!つまり、この一行の時点で天才だという事です!!!感謝!!!
だけど あと少しここにいさせて No
演者がステージにいてくれれば、私達はまだ同じ時間を共有出来る。幕が降り切るその瞬間まで、あと少しだけ『ここにいさせて』。
「ええ、ええ、いて下さいよ永遠に」って感じですよこっちの気持ちはね。でも、『あと少し』なのがこの曲のテーマに繋がる気がしてるのです。
とにかく、この冒頭の二行で『寂しい』とは一言も言っていないのに、幕が降りること、終わることへの『寂しさ』『儚さ』『名残惜しさ』がめちゃくちゃ伝わってきて、日本語って最高だなって思うし、この二行で引き付けられるよね。凄すぎる。美しい。
君の涙も笑顔も全て 抱きしめていよう
この『君』はじっくり考察したくて。私の中ではこの『君』は一つじゃないと思っています。
1. お客さん(ファン)
『虎者-NINJAPAN-』を観劇していく中で、主演舞台を掴んだ事への感動、演技への感動、パフォーマンスへの感動から、涙した方も多かったのではないでしょうか。そして、2幕で笑顔にならなかった人いる?!?!いないよね?!それくらい、2幕はずーっとパフォーマンスで楽しませてくれた内容だったし、この舞台の中には絶対に涙も笑顔もたくさん溢れてたと思う。
そして、それはステージからメンバーに見えていたはず。同じ空間を共有できる舞台だからこそ、この歌詞はお客さんに当てはまるかなと思いました。
2.メンバー同士
ここに至るまで、絶対にお互いの涙も、笑顔も、全部見てきたはず。それはこの虎者-NINJAPAN-が決まる前の日々も含めてだし、お稽古中や、本番中のお芝居で流した涙もあれば、2幕での自然な笑顔もあったと思う。ここに至るまでのメンバー間で共有してきた、全ての涙と笑顔が含まれてる気がします。
もちろん、その涙と笑顔の理由や、共有した時間も全部。
3.お客さん+メンバー同士+関わってくれた方全て
メンバー、お客さんだけでなく、共演者の皆様、関わって下さったスタッフの皆さんや、この制作に関わって下さった全ての方、ここまで育ててくれた人、みーんなひっくるめて、抱きしめていよう。
トラジャは周りを大切にする人。だから、全部抱きしめて、大切にしてくれる人達だと思うから。
『抱きしめていよう』
抱きしめるってトラジャのイメージにぴったりだなって個人的には思っていて。しかも大切そうにそっと抱きしめていそうで。まるで如恵留くんが松松を抱きしめるように…。あったかいんだからあ〜!
君とまた時間を重ねてく
はい!きました!!!ここの『君』もファン、メンバー、全ての方々かなと思っています。
『また』時間を重ねてく
最初は、なんで『また』なのかなって思ったんです。私の中では、最初はこの『また』は会うのが2回目以上というニュアンスだったから。(また会えたね、的なね)
今日、今この瞬間、仮に舞台を観に来ているとして、初めて時間を共有した人だっているかもしれないけど、それはどうなるんだろう…と考えたのです。でも『また』なのは…、『また会いに来てね。また同じ時間を過ごそうね。』って事なのかなって思いました!!!誰も置いていかないTravis Japanだから。今日初めて出会ったなら、『またね!』。今日が2回目以降であれば『また会えたね!』と『またね!』。両方の『また』なのかなって思いました!!!!考えすぎかもしれないけどさ!!!!
しかも、時間を共有する舞台だからこそ、「時間を重ねてく」この言葉のリアルさったらないわよ。舞台を観に来ているファンも、本当に同じ時間を過ごしてるんだもん…。メンバー間であれば尚更、一緒に同じステージに立って時間を重ねてるんですよ。エッッモ。いつも支えて下さってる方も、その場にいなくても、時間を共に重ねたから、今のTravis Japanがあるわけなんですよ。エモ死ぬ。
思い出が僕らを繋いでいる
ここの『思い出』も初めて来た人どうなんの?!今日!ここで!お前に惚れたぜ!って人はどうなるの?!って最初は思ったの!!!
違うんだよ!!!いま!!!ここで!!!数時間!!!同じ時間を共有したじゃないか!!!それがもう既に最高の『思い出』なんだよ!!!!虎者-NINJAPAN-を見てなくたって、Travis Japanファンとして過ごしている時間がもう既に思い出だし、みーんなに等しくTravis Japanとの思い出があるんだよ!!!って思った!!
そして、何より…
9人の頃の思い出。
松松が無所属の頃の思い出。
そして、7人になってからの思い出。
これら全部詰まってるのかなって。松松が加入して、『虎者-NINJAPAN-』ちょうど2年経った頃だった。2年って短いって言う人も居ると思う。でも、トラジャのこの2年ってめちゃくちゃ濃かったと思うし、話し合いを重ねて、たまにはケンカして、仲直りして、2年間に十分すぎるくらいの思い出があるんだよね。そして、7人になる前の思い出も絶対にTravis Japanは置いていかないから。
こんなに沢山の『思い出』で、しばらく会えなくてもずーっと繋がってるんだよって事なんだと思う。だって、もうすぐで幕は降りちゃうし、今日は終わっちゃうから、お別れをいう時間なんだけど、『大丈夫、思い出が繋いでいてくれるから』って事なんだと思うの。
なんだそれッ!!!!最高かよ!!!
手を振るよ Tonight
はあ、来た。また寂しさMAXの歌詞きたあ。こんな思い出に浸ってたのに手を振られちゃうんだよ。そうだよ、幕降りるんだった(涙)忘れていた(涙)くそう😭分かったよ、手を振られるよ!!!ってなるじゃん。
忘れないで、『Tonight』があるよ。手を振るのは今夜だけだよ。永遠の別れじゃないの!
今だけは Bye, Bye, Bye
『今だけは』
こんな救いの言葉ある…?手を振るよって先に言われて、その後に『今だけは』って。最高に救ってくれる言葉だし、手を振られても、『また会いに来よう』と思える素晴らしいお別れの言葉だよね。だから、Aメロのしめちゃんパート『あと少しここにいさせて』なのかなって。
この『今だけは』には『また会いにきてね』って思いも詰まってる気がするから。あ〜天才だ。
いつか Together now
次いつ会えるかな。それは人によって違うけど、『いつか』。Together Nowは直接的な訳はないみたいだけど、『今を一緒に過ごそう』ってことなのかなと。またいつか、会えるから。だから今はバイバイっていう。
『出会い別れを繰り返す』
なんて言葉がありますが。この言葉って、ある人と出会って別れたら、またその人と会うイメージが私の中では湧かないんですよね。でも、この楽曲の世界では違うんだなって、『出会い、手を振って、思い出が繋ぎ、また出会う』。しかも同じ人とまた出会ったり、新しい人がまたこのサイクルの中に入ったり。
こうやって我々の思い出はまた増えていくのですね…。はあ、Namida…。
たしかなモノなんてない
この言葉にグサっとこないジュニア担っていないんじゃないかな…。Travis Japanがこの7人でいること、ジャニーズでいること、決して当たり前じゃないし、いつ崩れ去るかもわからない。
このなんとも言えない儚さが心をスーッと通っていくよね…。しかもこのパートをうみちゃんが歌ってるのってなんか凄く素敵で大好き。
でも ずっと信じて行くよ
あのグサっとした言葉の後に『ずっと信じていくよ』って…反則だろうがよ...。『信じる』これは簡単なことじゃない。我々ファンがTravis Japanを信じること。そして、メンバー同士が信じあう事。メンバーがファンを信じること。
これは私の勝手な持論なんだけど。アイドルがファンを信じるのってめちゃくちゃ難しくないですか?だってファンって不特定多数だもん。いついなくなるか分からないし、一人一人がどんな人かなんてあっちからしたら全然わからない。もし、この『信じる』の中に、私たちファンの事を信じる、という思いが込められているとしたら、感謝しかない。簡単なことじゃないと私は思う。でも、もし7人がそんな気持ちを浮かべながら歌ってくれているなら本当にうれしいし、いくらでもトラジャの事を信じて生きていけるなって思う。しかも『ずっと』って...。涙腺緩むよ…。(全く別の話だけど、この歌詞を歌っている時の宮近君の左目が好き。)
Forever また Together
ここで初めてForeverが出てきました。「たしかなモノなんてない」そう断言した後に、「ずっと信じていく」そして「Forever」と矛盾に近い対照的な言葉が続きます。それくらい固い約束を、Travis Japanとそれぞれの『君』は交わそうとしているのかもしれない。
『また』
きました。再来です。これは等しくすべての『君』に対して『またね』という意味の『また』かなと思っています。だって『また Together』だから。「また一緒に時間を過ごそうね、思い出を作ろうね」ってことなのかなと思っています。
Forever 会えるように
ここめっちゃ私の解釈をぶちまけるのですが、Foreverって、人同士にしても、なんにしても、「ずっと共に」あるイメージがあって、離れ離れにならないイメージがあったんです。でも、なんか今回は違う気がしていて。
先ほどお話した、『出会い、手を振り、思い出が繋ぎ、また出会う』。
このサイクルを『永遠に』続けていこう。というイメージがあります。だって、今だけは手を振らなきゃいけないんだもの。だから、永遠に、『また会おうね』って約束をして、また会ってを繰り返すことができるようにってことなのかなって思いました。
Hey, Yeah また Together
Forever ずっと変わらない
また一緒に同じ時間を過ごせる。この関係性はずっと変わらないよ。
ってそんな呼びかけのような気がしてます。すごいよね。たしかなモノなんてないのに、ずっと変わらないってついに断言してくれた。しかも、「永遠にずっと変わらない」んだよ…?こんなん泣かずにいられない...。
君とまた時間を重ねてく
思い出が僕らを繋いでいる
手を振るよ Tonight
今だけは Bye, Bye, Bye
いつか Together Now
Dメロ踏んだ後の、もう一度このサビ。しんどくない?だって、何度だっていうけど、たしかなモノはないと言った後に、永遠を決意した後に!!!!また、このサビに巡り合えるんですよ。
また時間を重ねるんですよ我々は!そして、今だけは手を振るんですよ!永遠を誓いながら!!!!
Bye, Bye, Bye, Yeah
You & I, Ah
Bye, Bye, Bye, Yeah
Let's make it forever nowBye, Bye, Bye, Yeah
You & I, Ah
Bye, Bye, Bye, Yeah
Let's make it forever now
You & I…
これまで沢山お話に出てきた『君』の事なのかな?色んな『I』と色んな『You』がいると考えると、トラジャはどの『You』を思い浮かべているのかなあ。
Let's make it forever now
(それを今、永遠にしよう)
ここの『it』はなんだろう。私の中での解釈はこの「また会おうねと言える関係性」。この関係性を永遠に続けていこうってことなのかな…と。そう受け取ることにしました。
<END>
総体して言えることは、改めて、これは舞台『虎者-NINJAPAN-』の楽曲なのだ、という事。舞台という、同じ空気、時間を共にすること、そして歌う彼らがステージの上にいること。幕が下りてしまうこと。その事実があるから、この楽曲はより一層輝く。ザ少年倶楽部のTravis Japanを見て、『虎者-NINJAPAN-』の景色が思い浮かんだ人も多かったのではと思います。だって、あの瞬間、Travis Japanはまるであの頃に戻ったみたいに、幕が降りるのを名残惜しそうにこの曲を歌っていたから。
会う事、同じ時間を過ごすこと、そして一度手を振ること、そしてこの歌で「また会おうね」って約束すること、会えない間は思い出が繋いでいてくれて、また会いたいと思って、また出会う。
この愛しいサイクルを。最高の約束を。私たちはこの曲で、指切りげんまんしていたんだと思う。
私は、昨年『虎者-NINJAPAN-』は一度のみ観劇させていただき、胸がいっぱいで、この一つ一つの歌詞までは覚えていられませんでした。でも、こんなにも素敵な歌詞を書いていただけたこと。トラジャの色んな背景や、舞台にかける思いを全部くみ取ってくれたような、この歌詞をちゃんと噛み締めることができました。ザ少年倶楽部さん、ありがとうございました。
今回は完全なる独断と偏見で、私の中での解釈をお届けしました。みなさんと同じだったかな?違ったかな?とてもシンプルな歌詞だからこそ、たくさん想像を膨らませることもできるし、それぞれ解釈の違いはあると思いますが、うみちゃんの言葉を借りますと、「この曲がTravis Japanのところに来てくれてよかった」って。この想いを共有出来たら嬉しいなって思いました。
それでは、最後に『Together Now』の歌詞でお別れを。
今だけは Bye, Bye, Bye!
『Together Now』
いま幕が降りて 今日が終わる No
だけど あと少しここにいさせて No
君の涙も笑顔も全て 抱きしめていよう
君とまた時間を重ねてく
思い出が僕らを繋いでいる
手を振るよ Tonight
今だけは Bye, Bye, Bye
いつか Together now
たしかなモノなんてない
でも ずっと信じて行くよ
Forever また Together
Forever 会えるように
Hey, Yeah また Together
Forever ずっと変わらない
君とまた時間を重ねてく
思い出が僕らを繋いでいる
手を振るよ Tonight
今だけは Bye, Bye, Bye
いつか Together Now
Bye, Bye, Bye, Yeah
You & I, Ah
Bye, Bye, Bye, Yeah
Let's make it forever now
Bye, Bye, Bye, Yeah
You & I, Ah
Bye, Bye, Bye, Yeah
Let's make it forever now
あぷ